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琥珀の望遠鏡(ライラの冒険シリーズⅢ)~フィリップ・プルマン [その他の小説]

ライラの冒険シリーズの最終巻です。だんだん本が分厚くなるのはハリー・ポッターと一緒ですね。



どこかで読んだようなアイデアをうまく組合せていて、あまり破綻もなく最後まで読ませていただきました。

最初の印象よりはずいぶん好くなっています。

神の否定を表明するのに神の言葉(聖書の枠組み)を使うのはどうかなあと思わざるをえませんが、その大きな枠組みの中で縦横無尽に動き回るライラやウィル、そして魅力的な脇役たちが素晴らしく生き生きとしています。




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きょうの猫村さん2~ほしよりこ [マンガ(と関連本)]


きょうの猫村さん 2

きょうの猫村さん 2



猫村さんの2冊目。鉛筆書きのような線が、やはりいいですね。お話も昭和レトロ的で心がなごみます。

登場人物(猫と犬も)がみんないい人(猫・犬)で、また、話の展開がゆっくりなので、安心して読むことが出来ます。
タグ:ほしよしこ
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はなうた日和~山本幸久 [その他の小説]

初めての山本幸久さんの本です。以前、人に勧められていたのを思い出して借りてきました。

図書館の書架の間をうろちょろするのが好きで、ふと目に留まった本を手にとって「読もうかなあ」と考える時間も好きです。この本も題で目に留まり、ああ「面白い」と言ってたなあと思い出したのです(言われたのはだいぶ前のことですが)。

はなうた日和

はなうた日和



短編集です。全8話。「はなうた日和」という題の話はありません。でも、いかにも「はなうた日和」のようなお話がそろっています。

「はなうた日和」っぽいというのは、ほのぼのとして暖かくてほっとさせるような話という程度の意味です。

それぞれのお話は一つの世界を共有しています。特撮のヒーローや名物お菓子や脇役などが効果的にそれぞれの物語をつないでいます。さらっと読んだだけなので、もしかするともっとつながりの深い物語群なのかな?(わかりませんが)。


タグ:山本幸久
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小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所 [マンガ(と関連本)]

あのこち亀がノベライズされているとは知りませんでした。有名ミステリ作家7人の競作で、あの両津勘吉に出会うことができるなんて、至極贅沢な本です。

小説こちら葛飾区亀有公園前派出所

小説こちら葛飾区亀有公園前派出所



競作しているのは、大沢在昌、石田衣良、今野敏、柴田よしき、京極夏彦、逢坂剛、東野圭吾というそうそうたる面々。こち亀連載30周年記念企画だそうです。

それぞれに味があって楽しく読めました。どれが一押しというのも言いにくいのですが、僕の好みから言えば京極こち亀かなあ。

原作は30年も続いているので時代設定やらなんやかやに無理がきているのですが、7作品とも、それを軽く受け流して物語にしているところがいいですね。
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アメリカ監獄日記(無実の囚われ人の大冒険) [その他の本]

アメリカの監獄を実体験して紹介してくれる本(監獄、刑事裁判など生々しく描写されてます)。まさか必要が生じるとも思いませんが、わが国でもこれから裁判員制度も始まることだし、陪審員制度先進国アメリカ事情も何かの役に立つかもしれません。

アメリカ監獄日記―無実の囚われ人の大冒険

アメリカ監獄日記―無実の囚われ人の大冒険



著者は高平隆久さん(仮名)、1960年生まれ。コンピュータ技術者かつフリーライター。2002年、アメリカにおいて無実の罪(レイプ・脅迫・DV)で逮捕・拘置された。この本はそのときの体験談

内容は大きく分けて、①監獄の中の懲りない人々の生態及び監獄の中で暮らすためのしきたり、②弁護士との付き合い方・司法取引などの裁判事情、の二つです。

もちろん(というべきか)、面白いのは監獄事情。高平さんでなくても人種差別主義者になっちゃいそうな壮絶な体験談です。

裁判関係では「司法取引」が興味深く読めました。陪審員裁判に入る前に条件闘争して決着するほうが、効率的(経済合理性あり)らしい。なお、陪審員裁判は厳しい判決が出ることが多いらしいのですが、わが国の裁判員制度ではどうなるのでしょうか。
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スフィンクスと日本刀(エジプト大使から見た日本人の美徳)~ヒシャム・バドル [その他の本]

副題に釣られて読んだのですが、エジプト人が日本人をどう思っているかではなく、日本人にエジプト(ひいては中東、アフリカ、イスラム)をどう思ってもらいたいか、に重点がある本でした。

スフィンクスと日本刀―エジプト大使から見た日本人の美徳

スフィンクスと日本刀―エジプト大使から見た日本人の美徳



著者は前駐日エジプト大使。以前にも(1980年代後半)外交官として日本に滞在し、日本語が堪能、日本文化にも通じた人。

本書は第1章で「日本の美徳」について、恥ずかしくなるほど持ち上げてくれます。日露戦争勝利がエジプト等の非西洋諸国にとって非常にインパクトがあったこと、原爆被投下にもめげず奇跡の高度成長を成し遂げたこと、見習うべきは独自性と伝統を保ちながら近代化するという日本モデル、等々。

第2章以降は、日本に対する注文(あるいは真実を伝えたいとの想い)です。流石に外交官、オブラートに包んでいますが、日本への期待が大きいだけに厳しいところもあります。


日本人は(僕もそのひとり)、中東を知らない。イスラムを知らない。アフリカを知らない。
というのが読んだ直後の率直な感想です。

西側諸国(特にアメリカ)の情報でもって、知った気になっているだけだ。
9・11で世界が変わったというのは変だ、テロはそれ以前からあった。「文明の衝突」はアメリカの一部の(ためにする)主張に過ぎない。宗教が衝突を引き起こしているのではなく、政治が起しているのだ(イスラムは平和と和を尊ぶ)。

中東問題の根源はパレスチナ問題だ。ダブルスタンダードを容認する西側諸国が問題だ。最終破壊兵器を持たないイラクに侵攻する一方で、本当に持っている(かも知れない)イスラエルを支持するというダブルスタンダード・・・。

日本は日本独自の立場で、もっと知るべき、もっと貢献すべきという著者の言葉は重い。

僕は、知るべき!とのメッセージを素直に受け止めようと思います。

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神秘の短剣(ライラの冒険シリーズⅡ)~フィリップ・プルマン [その他の小説]

僕は、観て読むタイプではなく、読んで観るタイプらしい。映画を観た後で原作を読むのはチョット苦手。イメージが固定されてしまうからいやなのです。ライラも、映画を観た後原作を読み始めたので、どうしてもあの映像あの俳優のイメージで読んでしまうところがありました。

前作「黄金の羅針盤」はそのせいもあり、個人的には評価が低かったのですが、読みかかった本(乗りかかった船?)は最後まで読むのも僕の信条なので、気を取り直して、続きを読むことにしました。



前作は映画化されたせいで図書館で予約をしても手に入るまでかなりの時間を要しましたが、この本は予約をしてすぐ入荷連絡がありました(やっぱ、早く読んでおくべきだった)。

「黄金の羅針盤」の舞台はわれわれの世界と似てはいるが異なる世界。
「神秘の短剣」はわれわれ自身の世界から物語がはじまる。

ファンタジーの色にSFの色が加わり、パラレルワールドで多彩な物語が紡がれ、主人公がその中で翻弄されながら成長していくという設定は「基本的に」大好きな部類に属します。

「基本的に」と保留があるのは、やっぱりその中でも出来の好い悪いがあるからで、この本は好いほうかな、今のところは。

前作の感想でも書きましたが、宗教色(いや西洋的世界観?)、あるいは階級意識(これも英国流感覚?)がちょっぴり気になっていました。まあ、ドラクエでも教会が出てきますし、気になる必要もないのですが・・・。というよりそんな世界での物語だということを楽しむべきでしょうね。

慣れたせいもあって本書ではあまり気にならず読むことができました。物理の小道具も随所にちりばめられていますしね。

早速、最終巻を予約(シリーズ全体の評価はそれから、です)。
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百年前の私たち(雑書から見る男と女)~石原千秋 [その他の本]

久しぶりに「雑書」を読みました(オリンピックやら高校野球やらなんやかんやで本を読めなかった)。本書は副題が「雑書から見る男と女」ですが、本書自体が見事な「雑書」になっています(著者の意図するところとおもいますが)。



著者の石原さんは夏目漱石の研究者で、1955年生まれ。研究のため夏目漱石が生きた時代(明治後半から大正)の雑書を大量に収集したが、その副産物としてできたのが、本書ということらしい。

「男と女」について当時の雑書でどのように書かれていたのか。江戸から明治になり既に数十年が経ち(大正も目の前)、西洋の影響が大きくこの国の風俗を変えた後、反動もあり、という時代。男と女にとどまらず、当時、学生がどのように見られていたか、神経衰弱とヒステリー、社交、進化論・優生学、「自我」等々、面白そうな話題が盛りだくさんで、非常に興味深く読むことができました。

今度は、夏目漱石を違った目で読むことができそうです。

話題の中心はやはり「男と女」、というより「女」。女学生(イメージ)の作られかた。「あたらしい女」を「男」はどうとらえていたか。性慾の研究。

下田歌子先生のお言葉が激しく、笑える(チョー保守的)。

当然噴飯ものの言説も多いのですが、著者も書いているように、これら雑書が書かれた時代から現代までは陸続きで、かつそんなに遠く離れているものでもない。ちいさな例では「アキバ系」というときの「系」は当時から使われていたとか、女子大生の風俗化(80年代以降の)は当時も同工異曲ながら存在していたとか、いろいろ。

僕が日ごろ読んでいる本たちの多くも、100年後は(たぶん)噴飯ものなのだろうなあ、とフト思いました。


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黄金の羅針盤~ライラの冒険 [その他の小説]

映画を観て図書館で原作を探しました。ありません。ライラの冒険ですよ、有名な。ないので司書さんに訊くと題が違うそうで(「黄金の羅針盤」なのですね)、やっと予約をしましたが、いっぱい。2ヶ月かかりましたが、ようやく読むことができました。

黄金の羅針盤—ライラの冒険シリーズ〈1〉

黄金の羅針盤—ライラの冒険シリーズ〈1〉


映画を観たとき、なんで魔女がここで急にでてくるのかとか、いろいろ気になっていたのですが、原作は、その点ちゃんと記述がありました。小説と映画の違いを感じました。あるいは、映画を観る人は当然原作を読んでいるという暗黙の了解があるのかも(映画は詰め込みすぎ、どろろやハリー・ポッターでも同じ感想)。

本書は20世紀最後のファンタジー(それも最良の)といわれているそうですが、そうかあ、というのが正直な感想。

キリスト教に偏った世界観ですし、全体がイギリスっぽくすぎて(ハリー・ポッター以上に)ちょっとどうかなと。素粒子等あたらしげな(科学的な)要素もありますが宗教の色が濃すぎます。

キリスト教の色をとことん押さえた人魚姫(ポニョのことですが・・・)のほうが好ましく思えるのは、どうしてかな。

ま、続きは映画化される前に読むつもり。全部読んで評価を下しましょう。


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どろろ~手塚治虫 [マンガ(と関連本)]

甲子園倉敷商業が負けました。6点差になったときは勝ったと思っていたのですが甘くなかったですね。がっくりです。
こんな日は軽いのを読みたいと思って、これを借りてきました。



この前、テレビで「どろろ」(柴咲コウさんがどろろ)をやっていました。蛾の妖怪とかいろいろマンガで読んだシーンが出てくるので楽しく観ることができました。CGを駆使すればどろろも映画化できるんですね、アニメじゃなくてもいいんだ。

蛾の妖怪のことは娘が幼いときマンガを読んで「怖かった」らしく、今でもよく覚えているとのこと(覚えているのはそこだけらしいですが)。

そんなこともあって(娘に読ませたい、映画とマンガの異同を確認したい、倉敷商業が負けた)、図書館で借りてすぐ読みました。関係ありませんが、読んでる最中に星野ジャパンがキューバに負けました(ご存知のとおり星野さんは倉敷商業OB、母校敗退が響いたか)。

映画を観たときはマンガそのままだと思っていたのですが、あらためて読むとかなり違う。マンガを一回解体してもう一度組みなおす作業が行われているということが、よく分かりました。

僕の記憶も結構いい加減なものでした。

それにしても、どうして「どろろ」であって「百鬼丸」ではないのでしょうか。


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